個人的に気になっているアニメやマンガの評判を観察しつつ、自分の感想や考察を述べています。明日発売のマンガとか・・・・・も紹介してます。
いい最終回だった。 それぞれが、想いを寄せる相手に真っ直ぐで、痛いくらいだ。 特に、柑奈は頑張ったね。 イチカには負けちゃったけど、あの瞬間、おまえが地球で一番いい女だったよ。 惚れ直した。 イチカの正体がわかっても、みんなそんなに動じなかったね。 あまりにも現実離れした話で、思考が追いついていなかったのかもしれないけど・・・・・・まぁあの年頃の恋する男女にとって、宇宙人どうこうよりも恋愛のほうがずっと現実的だからな。 そっちに意識が集中しているんでしょう。 惹かれ合い、当然のように結ばれた海人とイチカ。 海人が、出逢った瞬間からイチカに惹かれたのと同じように、海人が転校してきて、その笑顔を見た瞬間に恋の落ちた柑奈。 きっと、海人と柑奈は似た者同士だったんでしょう。 相手を想い、自らの気持ちを殺してでも、相手の気持を優先する。 まっすぐで、それこそ周りが見えなくなるくらいに、それは危うさを兼ね備えた想い。 だからこそ、折れた方の気持ちは・・・・・(T^T) 8ミリに映った海人の顔を見た瞬間に、柑奈気は付いたんだろうな。 それが、一度も自分に向けられたことのない笑顔だということに。 そして、その前。 柑奈の姿を8ミリで見続けていた哲朗。 でも、そのことには柑奈は気付かないんだよね。 哲朗は、ただ見つめ続けるだけ。 傷心で、涙を流す柑奈のそばに、ただ立っているだけ。 この男もまた、つらい立場だ。 あの瞬間・・・・柑奈の想いが折れた直後だったならば、あるいはその隙間に入り込むことが出来たかもしれないのに・・・・・。 律儀なやつだよね。 きっと、イチカがいずれ去ってしまう人だという現実に気づいているから、その一歩が踏み込めない。 柑奈に、まだチャンスを残してやっているんだろう。 でもそれは、どんなことがあっても柑奈に対する気持ちが変わらないという、ブレない気持ちがあるからでしょう。 まだまだチャンスはある。 きっと、哲朗は柑奈が精一杯頑張って、もうどうしようもなく途方にくれた時、帰る場所になれば良い・・・・・そのくらいに思っているんだろうね。 なんとも、気が長い話だよ。 そんな哲朗を、これまたただ見つめているだけの美桜。 柑奈のずるい気持ち・・・・・イチカはいずれ去ってしまう人だから・・・・そうなれば、海人の気持ちは自分に向くかもしれない・・・・その気持ちを理解することが出来る美桜。 それは、彼女もまた、同じ気持ちでいるから。 イチカが去り、その後もし柑奈と海人がくっつけば、哲朗は柑奈のことを諦める。 柑奈の気持ちが完全に海人から離れない限り、哲朗は柑奈に思いを伝えることはない。 そう確信しているんでしょうね。 なぜなら、ずっと見てきたから。 なんでこう、恋愛ってヤツは・・・・・・。(-'`-;) 想いを伝え合い、心が通じ合ったイチカと海人。 でも、イチカには、あまり時間が残されていなくって・・・・・・。 二人の夏は、一体どうなる?! P.S. 檸檬先輩が、ある意味イチカよりもミステリアス! ただのトリックスター的なキャラなのか、それとも彼女もイチカと同じように特別な存在なのか・・・・・今後の檸檬先輩の動きにも、目が離せませんね。
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