個人的に気になっているアニメやマンガの評判を観察しつつ、自分の感想や考察を述べています。明日発売のマンガとか・・・・・も紹介してます。
ゆりが日記帳を狙っていた理由がわかりましたね。 「運命の乗り換え」 日記に書かれている『呪文』を唱えれば、自分がたどるはずの運命を変えることができる。 それは、たんなる子供の妄言ではなく、ゆり自身が経験した事実だった。 そしてゆりは、事故で死んだ桃果が、日記の呪文を使って運命を乗り換え、別の世界にいってしまったと信じており、その能力で桃果をこの世界に呼び戻そうとしている。 ということは、『ピングドラム』とは「運命の乗り換え」が可能な呪文、もしくはその呪文が書かれた日記帳自体ということになる。 しかし、ゆりに起こった不思議なこと――ゆりの父親が意匠デザインをした巨大な人型の像が建つ世界から、ゆりの父親とその像が消え、東京タワーに変わった世界に変わったこと――が事実として、果たして桃果は運命の乗り換えで違う世界へといってしまったのか? どっちかというと、なんらかの大きな「運命の乗り換え」を行なうためにじゅもんを唱え、その代償として命を落とした可能性のほうが高いような気がする。 まぁ、日記の呪文に、本当にそんな能力があるとしたら、桃果が死んだことをチャラにすることも出来なくはないと思うが・・・・・その代償は、ゆりの命になるんじゃないのか? となると、結果としてゆりは、桃果を取り戻すことができないのでは?? 何にしても、日記の能力は判ったよ。 「運命の乗り換え」 これを使えば、確かに陽毬の命を救うことはできる。 ただ、ペンギン帽子がこれを手に入れて、何をしようとしてるのか? ・・・・・元々この日記の呪文は、ペンギン帽子たちのもので、それを取り戻そうとしているだけ?? 桃果は、日記に『書かれた』呪文・・・・と言っていた。 その呪文は、桃果自身が「書いた」ものではないのかも知れないんだよね。 果たして、真相は?! 高倉兄妹、苹果、ゆり・・・・・この物語に関わる主要な人物って、みんな親のせいで不幸になってるんだよね。 となると、あの縦ロール女もそうなのか?<冠葉のせいでああいう捻れた性格になったわけじゃないのかもね。(^.^; P.S. 日記帳の表紙に描かれているのは、「カドゥケウス(caduceus)」と呼ばれるヘルメスの杖の蛇なんだよね。 これには、神の声を伝える神託の力があるとされている。 と言うことは・・・・・裏表紙に書かれた亀にも、なにか意味があるのかな?
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