個人的に気になっているアニメやマンガの評判を観察しつつ、自分の感想や考察を述べています。明日発売のマンガとか・・・・・も紹介してます。
ダンタリアン。 ダンタリオンといった方が、通りが良いのだろうか? ソロモン王が封じた72柱の1柱ですね。 書物を持った、あらゆる学問に関する知識に精通した悪魔。 ダリアンは、自らを「壺中之天」と言いました。 とすると、彼女はおそらくその書架の方でしょう。 幻書を封印し、必要な場合に鍵守へと幻書を読ませ、その封印の手助けをさせる。 そういう役目なら、悪魔自体ではないのかもしれません。 ということは、ヒューイの回想や書架を開くときに登場した少女が、悪魔・ダンタリアンなのだろうか? 幻書。 それは、不可思議な能力を持った本。 本来の持ち主でない読み手が読むと、災をもたらすようですね。 それ自体が悪魔的な本のようです。 ヒューイが書架から引き出した本をグリモワールと言っていましたね。 グリモワールは魔導書。 魔道書=幻書ではなく、魔導書は幻書の一部でしかないようです。 ダリアンは、その幻書を封じ、(それを悪用しないような)ふさわしいものに管理させるのが仕事なのかな? まだ、始まったばかりで謎は多いですね。 書物が「悪」や「魔」として畏れられるのは、そこに書かれている知識が大いなる力を秘めているからですね。 一般的に、宗教を司る教会のような力を持った組織がそれを「悪」や「魔」として認定します。 それは、その知識を得たものが、管理する側の教会などを上回る力を持つ可能性があるから。 もちろん、純粋に危険な情報が書いてあるから「悪」や「魔」として扱い、人の目に触れないような処置をとることもあるんでしょうが、知識や情報なんてものは、扱うものによって「善」にも「悪」にもなりますよ。 それが、教会などの組織にとって、都合がよいか悪いかってことですよね。 悪魔とか言う存在にしてもそう。 元々大きな力を持った天使が堕天して悪魔になるような描写が、宗教書などには書かれていますよ。 なかには、人間に過ぎた力を与えたために堕天させられ悪魔となったアザゼルのような存在もいます。 これは、神話などでも同じような話がありますね。 プロメテウスとか。 結局、おおいなる力をどう扱うかが問題。 そういうことを描こうとしている作品なんでしょうね。 さて、ヒューイ君はどうなんでしょうか? 戦争に行ったような描写がありましたね。 第一次世界大戦なんでしょう。 彼はダリアンに、「ただの飛行機乗り」だと言っていましたが・・・銃の扱いにも長けてるし、おそらく軍人だったんでしょう。 貴族で元?軍人だけど、戦争とか軍とかに好意的ではないような様子。 彼にも、いろいろな過去があるようです。 果たして、ヒューイとダリアンがどんな物語を見せてくれるのか?! 楽しみですね。(^-^) P.S. 時代背景やキャラが「GOSICK」に似ていますね。 GOSICKに比べたら、かなりファンタジー色が強いですけど・・・・。 この作品も、期待できるかな?
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