| アスキー・メディアワークス 発売日 : 2013-07-27 |
6巻、読みました。
・・・・・来ましたよ。
アニメ版で個人的に一番胸糞悪かった、大河の親父さん。
とうとう登場です。
外面が良いとか、そういうレベルではないんですよね、このおっさん。
きっと、本人には悪気がないんだよね。
根はいい奴なんだよ・・・・・なんて言うつもりは、ヒトカケラもないっ!!
オレ、こういうヤツがすごく嫌いなんだよ。(--〆)
とにかく自分優先なヤツ。
悪意があるわけではない。
周りのことも考え、気を使ったりもする。
ただそれは、自分が良い思いをしたいから。
最終的に何かを判断する時は、自分に都合が良いかどうか・・・・・・それが優先される。
その結果、周りの人がどうなろうと「仕方ない」で済ませちゃう。
で、謝ったり反省したりもするんだけど、それもその時々の自分の置かれている状況による。
娘が嫌いなわけじゃない。
それこそ、幸せになって欲しいとすら本気で思っている。
ただ、
それは『自分が幸せであることが前程』なんだよね。
これならいっそ、放任主義のほうがずっとマシだ。
下手に関わって、傷つくことがないからね。
大河も、何度も何度も傷ついてきたんだろう。
だから、関わりたくない、会いたくない。
だけど、
心から嫌っているわけではないんだろうよ。<そんなトコロが見受けられました。
親子だからね。
面と向かって頭を下げられれば、期待しちゃう。
今度こそ、改心してくれるんじゃないかな?・・・・って。<謝っているその瞬間は、おっさんも本気で反省しているんだからね。
そして、
期待が大きいほど、裏切られた時の心の傷も大きくなって・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・みのりんは大河と付き合いが長いから、そうやって何度も打ちひしがれるトコロを見ていたんだろう。
そして、他人であるみのりんだからこそ、おっさんを早々に見限ることができた。
だから、注意していたんだろう。
なるべく大河が、おっさんと直接会ったり話したりすることがないよう見守り・・・・・・・・・
里心がつこうものなら、過去の古傷を抉っってでも接触を阻止する。
これ以上、大河が傷つかないようにね。
そんなみのりんが油断し、大河と父親の接触を見逃してしまったのは・・・・・・・・・・竜二の存在があったからだろう。
安心して任せられる、自分より大河の近くにいる人間。<竜二のことを、信頼もしていただろうからね。
ただ、
父親のことを、竜二に話していなかったのは、みのりんのミスだとも思う。
こうして、またふたたび傷つこうとしている大河。
果たして竜二は、大河の心どうやって守る?!
次巻は、冒頭からクライマックスだ!
期待して待つよ!
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