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    08 | 2023/09 | 10

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    機動戦士ガンダム サンダーボルト 2巻の感想 

    近未来のメカ・ロボットを描かせたら一流で、宇宙モノのストーリーにも定評のある太田垣康男氏がガンダムを描く!
    それだけで、期待度MAXの作品だったんですけどね。
    1巻における宇宙戦闘のあまりのリアルさに、正直コイツが完結した暁には『~THE ORIGIN』をも上回るリアル描写のガンダム作品最右翼になるんじゃないだろうか?
    そんな風に思ってしまったものですよ。
    そしてその思いは、この2巻読んだことで、更に大きく膨らんでしまいました。

    1年戦争末期、アムロ達ホワイトベースクルーが、ア・バオア・クーでの最終決戦に望もうとしていた頃。
    ジオン公国軍にとって重要な補給路の制宙権を奪還すべく攻撃を繰り返す連邦のMS部隊は、そのことごとくをジオンのスナイパー部隊により排除されていた。
    そこは、一年戦争緒戦で壊滅的被害を受け、無数の漂うコロニーの残骸と、そこに帯電した静電気の放電により“サンダーボルト宙域”と呼ばれる宇宙の難所。
    事態を打開すべく投入されたフルアーマーガンダム駆る連邦のイオ・フレミング少尉により、次々に排除されるジオンのスナイパーMS部隊。
    そこで1巻は終了。

    2巻では、ジオンのスナイパー部隊エースのダリル・ローレンツが、イオのガンダムに対抗するため、モビルスーツを自らの手足のように操ることが可能となる実験段階の「リユース・サイコ・デバイス」の実戦投入第一号として選ばれるトコロから始まります。
    元々、戦闘により身体の一部を欠損していた兵で構成されていたスナイパー部隊・「リビングデッド師団」ですよ。
    神経を介して、脳をMSの制御系にダイレクトに繋ぐことで、四肢の欠損したパイロットや、経験不足のパイロットでもMSを熟練パイロット並みに操作出来るよう実験されていたのが「リユース・サイコ・デバイス」。
    「サイコミュ」よりは現実的で、汎用性も高いでしょう。
    しかし、「リユース・サイコ・デバイス」に適応させるため、ダリルの唯一残った片腕までも切断されてしまいます。<四肢が欠損した者用のデバイスしか実験されていなかったため。
    これにより、「最高のスナイパーの眼」に加え、正に手足となる「リユース・サイコ・デバイス装備高機動型ザク」を手に入れたダリルの戦いが始まります。
    一方連邦側は、学徒動員のローティン兵までもが実戦に投入され・・・・・。
    サンダーボルト宙域を巡る戦いは、二人のパイロットを中心に、泥沼の戦いへと突入していく・・・・・・・。

    これは太田垣氏が、ハイクオリティなメカ描写の迫力ある戦闘シーンと、リアルな描写でやるもんだから・・・・・・もう、鳥肌が立つくらい恐ろしいコトになっていますよ。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
    もはや、勝者と呼べるものが残るのかどうかすら怪しい。(-.-;)

    それでも、イオのフルアーマー・ガンダムと、ダリルの高機動型サイコ・ザクの因縁の決着は、どんな形であれつくことになると思います。
    それも、そう遠くない段階で・・・・・・・。

    濃厚で、リアルなガンダムバトルが観たい方は、この作品を読めば良いと思うよ。
    めっさ凄いっす!( ̄ー ̄)bグッ!

    P.S.
    それにしても、
    凄腕(と、恐るべき強運の持ち主)とはいえ、普通のパイロットであるイオのガンダムでさえ、その戦う姿は『鬼神のごとし!』・・・・まさに、一騎当千の機体ですよ。
    これ、本編では、最高レベルのニュータイプであるアムロが乗っているんですよね。(-.-;)
    ・・・・・・・本当にジオンのパイロットにとっては、「白い悪魔」以外の何物でもなかったんだろうな。(;^_^A


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